新年あけまして
おめでとうございます。
穏やかに2025年がスタートいたしました。
昨年同様、精一杯努力いたします、ご指導の程よろしくお願い致します。
社会福祉法人鎌倉会 職員一同
毎年恒例、かまくらから拝む初日の出。
入居者の皆様と共に幸多き一年となりますようお祈りいたしました。
新年あけまして
おめでとうございます。
穏やかに2025年がスタートいたしました。
昨年同様、精一杯努力いたします、ご指導の程よろしくお願い致します。
社会福祉法人鎌倉会 職員一同
毎年恒例、かまくらから拝む初日の出。
入居者の皆様と共に幸多き一年となりますようお祈りいたしました。
はじめに 近年、自然災害の増加により、特に配慮が必要な方々が安心して過ごせる「福祉避難所」の重要性が高まっています。本訓練は、行政と施設が協力して災害時の対応力を高めることを目的として行われ、地域の要配慮者を支援する体制をより強固にするための重要な取り組みとして訓練を行いました。
福祉避難所って何? 災害時に高齢者、障がい者、妊婦、乳幼児などの要配慮者が避難生活を送るために特別な配慮が行われる避難所です。通常の避難所では対応が難しい方々のため、介護や医療サービス、バリアフリー設備などが整っています。
福祉避難所の特徴 1. 対象者: 要配慮者(高齢者、障がい者、妊婦など) 2. 設備: バリアフリー対応、プライバシーの確保、介護・医療支援可能 3. 運営施設: 介護施設や福祉施設が多い
一般の避難所との違い • 一般避難所: 地域住民が利用(学校や公民館など) • 福祉避難所: 要配慮者専用(介護施設などで運営) 1. 災害発生後、行政が必要性を判断 2. 福祉施設に開設を依頼 3. 要配慮者を受け入れ、安全で快適な環境を提供
○ 福祉避難所は、災害時に特別な配慮が必要な人々が安心して生活できる重要な施設です。事前の準備や訓練が円滑 な運営に欠かせない場所となります。
訓練内容 1. 福祉避難所開設準備 行政から開設依頼を受け避難所の物資や設備を準備。ショートユニット空き部屋を利用し受入場所として開設しました。
2. 要配慮者の受け入れ 前橋市から提供された情報を基に、地域の高齢者や障がい者を受け入れ風景
3. 要配慮者のアセスメント 受け入れた要配慮者の健康状態や生活状況を確認し、適切な支援が提供できるように要配慮者の方と直接話を行っています。
4. 居室環境の準備調整 要配慮者が安全かつ快適に過ごせるように、ショートユニットの居室環境を整備しました。また、はじめての場所に一人でいるのは不安感をあおってしまう為、しばらくの間職員が要配慮者の方々に付き添いコミュニケーションを図り少しでも安心していただけるよう配慮。
訓練を通じて得られた成果と課題 ★ 成果 • 行政と施設の連携体制が強化され、災害時の流れが明確化されました。 • 具体的な受け入れ手順が整理され、実践的な準備が可能になりました。 ★ 課題 • 受け入れ体制の効率化が引き続き必要であると感じました。 • 物資準備や配置について、さらに細かい計画が求められます。
今後の展望 本訓練で得られた成果や課題を基に、福祉避難所運営マニュアルを見直し、さらなる改善を図ります。また、地域住民や関係機関とも協力し、防災意識の向上に努めてまいります。
おわりに 今回の訓練にご協力いただいた皆様に深く感謝申し上げます。災害に強い地域づくりを目指し、引き続き取り組んでいきます。
鎌倉会では、平成25年から入居者様の体力の維持向上や自然排便の促進などを目的とし、全員が交流スペースに集まり『ラジオ体操』を毎日実施していました。コロナ感染予防のため数年中止していましたが、今年度実施目的をリニューアルし再開することと致しました!!
ラジオ体操の当初目的は「入居者様の体力の維持向上…」としておりましたが、交流スペースに一同が会することで入居者はもとより、職員も他ユニット職員とコミュニケーションが図れ一緒に体を動かしながらの情報交換は職員にとって良い気分転換の機会となっていました。コロナで中止となったことを経験し改めてラジオ体操の大切さや副産物に気付くことができました。
再開にあたり「虐待防止委員会」が主導し、当初目的に加え共に体を動かすことで気分転換を図りストレス解消! そのことがひいては虐待防止にも繋がると考えラジオ体操を復活するための働きかけを行い今年度5月から開催することとなりました!
最近すっかり体がなまっていたから再開してもらって良かったぁ!
身体を動かして気分もスッキリ!!心も体も発散できて元気が出たよ~☺
と、入居者様だけでなく職員達もタイムマネジメントを行い積極的に参加、入居者様と共に大きな掛け声と元気な笑い声がかまくらに響き渡り、活気溢れる毎日です!
社会福祉法人鎌倉会で運営している委員会活動について、今回は「身体拘束廃止委員会」についてご紹介いたします。
身体拘束とは「本人の行動の自由を制限すること」です。
身体拘束は、本人以外の者が行動を制限することであり、当然してはならないことです。緊急やむを得ない場合であっても、非常に強い権限を行使する重みを理解し本人の尊厳を守るため、適正な手続きを極めて慎重に行う必要がある。 (「身体拘束ゼロへの手引き」より)
◆身体拘束廃止委員会
身体拘束ゼロを常に掲げ正しい理解を促すこと。また、身体拘束を行わない介護について検討し続ける必要があると考え委員会全員が共通認識し活動を開始しました。主な活動内容は年5回の定例会に加え、やむを得ず身体拘束を行わなければならない対象者が出た場合、毎月行っている部署会議等で身体拘束に関する検討会議を行って頂き委員会に報告させ、委員会ではその拘束が適正な方法で行われているか、また実施状況の確認と拘束廃止に向けての対応策について検討会を行う。また、委員会主催の全職員研修を年2回以上実施する予定です。
今期7月に行われた全職員研修1回目は「身体拘束の弊害と行わない為の工夫」について実施致しました。委員会で身体拘束を行わない為の工夫について具体的な事例を出し、勉強会資料を作成しました。
「これって身体拘束・・・?」と、知らず知らず行っていたケアの見直しや、言葉の拘束に繋がる声掛けなど参加職員から意見を出し合っていただくことで身体拘束の弊害について理解を深めることができました。
次回の勉強会は来年1月、身体拘束を行う際の手順についてマニュアルを使って行う予定。 「身体拘束は行わない」が大前提ですが利用者の安全を守るためにやむを得ず拘束を行わなければならない場合があります。 介護保険上「当該利用者又は他の利用者等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合」は身体拘束が認められています。ただし「 切迫性」「 非代替性」「 一時性」 の三つの要件をすべて満たし、 かつ、 それらの要件の確認等の手続きが極めて慎重に実施されているケースに限られている、とされています。
このことを踏まえ、職員達に正しい知識を理解し身に着けて貰えるようマニュアルを活用した勉強会を毎年実施しています。
昨年度も「やむを得ず拘束を行う場合の手順について」勉強会を行いました。今年度は身体拘束具の(ミトン等)を実際に体験し、その感想など意見交換する形式で研修を行う予定です。
↓ 昨年度の勉強会資料
社会福祉法人鎌倉会における委員会活動、今回は「虐待防止委員会」について紹介します。
年度初めの委員会で、今年度は【言葉掛け】に着目し話し合いを進めました。
「言葉って・・良くも悪くも魔法だと思う。」
「同じ言葉でも相手を安心させたりもするし傷つけてしまう事もある。
同じ言葉をつかうならその人を笑顔にする言葉掛けがいいですよね。」
など様々な意見があり、活動開始からとても内容の濃い委員会がスタート。
それによって決まった虐待防止委員会 令和6年度の目標は、
◆虐待防止委員会
『あなたの言葉の先に笑顔はありますか?』
~言葉は魔法です。相手を笑顔にすることも傷つける事もあります。笑顔にできる言葉掛けをしていこう~
自分たちの言葉の先にいる方(入居者・職員)が笑顔でいられるような、そんな言葉掛けになっているか、言葉掛けによって「笑顔の魔法」がかかるような取り組みを委員会で積極的に行っていきたいと思う。
<職員への勉強会(不適切ケアに関する内容)実施>(8月度)
当委員会が主催となり8月に実施した勉強会では「職員の不適切な言動や行動について」事前アンケートを行って頂き勉強会に参加するといった方法で行ってみました。
Q.入居者様に対する言動・声掛け、気になる態度などはありますか?
あなたの心の声を聞かせてください。
A.「やって下さい」「できますか?」という言葉が上から目線に感じる
言動・声掛けよりも表情が暗くなっていて嫌そうに見えてしまう事に気を付けなければと思う。
などなど、職員達の心の声を聞くことができました。
職員達が不適切だと思う声掛けや態度などについて、特に多かった意見を取り上げ以下のような資料を作成しました。
「不適切だと分かっていたのになぜ言ってしまったのか?」「それは、どういった時に言ってしまったのか…?」などについて意見交換し、言い換えなどの方法で対策ができるのではないかなど他者の意見を実際に聞くことで職員間で理解を深めることができた。また委員会からは不適切な声掛けにならないための対策などについてアドバイスすることができた。
3月にもう1回目勉強会を行いますが、次回は実際に他の施設であった虐待の事例を取り上げて実施する予定です。
9月16日敬老の日に「かまくら敬老祭」が開催されました。
一年で一番大きな行事として、毎年準備の段階から入居者様に「お祝い」「お祭り」という非日常を味わって頂けるよう職員一同心を込めて運営をしています。
今年は、敬老祭実行委員として入居者様にも加わって頂きました!
そんな鎌倉会全体で作り上げた敬老祭の様子をお届けしたいと思います!
午前中に交流スペースにてご長寿の方の表彰があり、花束の贈呈を行いました。
今年度は、101歳を迎える入居者様が5名もいらっしゃいました。
7月に101歳を迎えた入居者様は、
「昔お蚕をやっていて忙しかったよぉ」
「昔は食べる物がなくてね・・・」など
戦時中の話などを若い職員に教えて下さり、いつも貴重なお話を聞かせて下さいます。
その一方でスマホを使いこなす入居者様や、職員と一緒に今時の歌を歌ってくださる入居者様がいたりと、入居している方の世代も様々です。
一年に一度だけ!お待ちかね鎌倉ヒロイン「デブリーズ」!
今年は華やかなハワイアン衣装でフラダンスを披露しました♪
「綺麗だね~!」「よかったよー!!」とみなさんの笑顔が溢れました!!
恒例となっている屋台ですが今年は「ラーメン」「おでん」「チョコフォンデュ」「たこ焼き」を提供させて頂きました。半被や割烹着を着て雰囲気作りも大切にしています。
入居者様に非日常の「お祭り感」をたっぷり感じていただきました。
また、今年は入居者様にも売り子として参加して頂きました。
準備段階から敬老祭実行委員会のメンバーとして参加して頂くことで、役割をもって施設生活が送れるような支援も大切にしています。
敬老祭後も入居者様に楽しんで頂けるような行事を各ユニットで計画しております。1月には「新年会」、2月には入居者様が一番楽しみにしている「マグロ解体ショー」の様子もお伝えできたらと思います!お楽しみに!!!!
社会福祉法人鎌倉会で運営している委員会活動について、今回は「褥瘡予防委員会」についてご紹介いたします。
まず、褥瘡とは・・・
皮膚の血流が滞ってしまう事で皮膚病変を指します。原因としては圧迫・摩擦・浮腫・栄養状態の低下など様々です。褥瘡の原因への対処が予防に当たり重要になります。
✨褥瘡予防委員会✨は原因の対処を早急に行えるように、各職種で連携を図りながら話し合い、対応を進めています。
褥瘡委員会では、全入居者を対象に褥瘡リスクを把握する為のブレーデンスケール褥瘡が出来てしまった方についてはDESING-Rを使用して評価を行っています。
「なぜ必要なのか!?」資料を作成し職員全体に周知したうえで実施しています。
また、8月には株式会社モルテン様に来所頂き研修会を開催しました。 耐圧測定器を使用して、実際にかかる圧を機械で見ながらの研修です。
実際にスタッフが体験をしながら、かかる圧を見ていきます。
参加した職員は皆、真剣な表情で聞いています✨
画像を見て圧のかかり方が可視化されることで、適切なポジショニング方法を知ることが出来ます。 除圧の為のクッションの当て方も指導頂き、実際に体験することで、苦痛を緩和する状況も理解が深まりました。
今後も学びを深め利用者様が安心して生活できるよう取り組んでいきたいと思います。
社会福祉法人鎌倉会で運営している委員会活動について、今回は「苦情処理委員会」についてご紹介いたします。
社会福祉法人鎌倉会は利用者様及びそのご家族様等からの苦情を受け付ける苦情相談窓口及び外部委員による第三者委員会を設置し苦情受付の体制を整えています。これは利用者様の権利擁護を守るとともに、法令を遵守し適切な福祉サービスを提供したうえで利用する方々からの苦情等に関する事案が発生した場合、一定のルールに沿って円滑に、そして円満な解決に導くための体制となっています。
◆苦情処理委員会
「苦情処理委員会」は法人が運営する全ての事業所が適切なサービス提供を行う事で、利用者様およびご家族様等が安心して利用できる環境を保証するために設置された委員会であることを念頭に活動を行い法人全体の信頼を維持することを目指しています。
コロナ禍を経て特養では面会が再開、デイ・ショートの利用希望の見学や入居申し込みの来訪など多くの方が訪れ、見学や実習その他外部の方々と接する機会が戻ってきました。職員達のコミュニケーションスキルを高めると共に、やり甲斐を持って業務に就ける環境づくりを率先して行う事を目標とし令和6年度の活動がスタートしました。
開設以来途切れることなく年間計画を立案したうえで、毎月テーマを設け全職員参加の勉強会を行っています。令和6年度は6月の勉強会を「苦情処理委員会」が担当しました。年間目標に掲げたコミュニケーションを題材とし「利用者及び職員間でのコミュニケーション、どのような心構えで行っていますか?」といった事前アンケートを実施。勉強会ではその内容を発表、併せて過去の苦情を事例とし「その苦情を最初に自分が受付けた場合どのように行動し対応するか」話し合った後、現行のマニュアルを参考に受付から対応に至る手順について再確認し理解を深めました。
(↓勉強会資料・職員の事前アンケート)
先輩職員達のコミュニケーションに関する心掛けを聞いたり、新人職員達のまっすぐで初々しい意見を聞いて初心に導かれたり…と、事前アンケートを行ったことで様々な意見が発表され短時間ではありましたが職員個々の秘めたる思いを垣間見る機会となり有意義な勉強会となりました。
鎌倉会では法人全体の約半数の職員は10年以上勤務経験があるベテラン揃い、ともすると固定概念で物事を決めつけてしまう可能性がある事に着目しベテラン揃いだからこそより円滑なコミュニケーションを図ることができ、意見を言いやすく、聞きやすく、働きやすい職場環境を整えることが可能となるのではなか、それにより円滑な情報共有を行う事ができ苦情に繋がる火種を未然に防ぐなど早期対応が可能となり、苦情に繋がる事案とならないのではないか、と委員会で共有しました。
これからも、笑顔溢れるかまくらが維持できるよう委員会活動を楽しみながら進めていきたいと思います。
今回は、鎌倉会で設置されている各委員会の一部ですが紹介致します。
現在、社会福祉法人鎌倉会の「特別養護老人ホームかまくら」「ショートステイかまくら」「デイサービスセンターかまくら」「ヘルパーステーションかまくら」の全ての職員が何かしらの委員会に所属し、法人全体で8委員会を運営しています。
今回は「事故対策委員会」の活動について紹介します。
◆事故対策委員会
社会福祉法人鎌倉会が運営する「事故対策委員会」は法人内のサービス事業所すべてのご利用者様に係る事故を未然に防止し安全かつ質の高いケアを提供する体制保持を目標とし、万が一事故が発生した場合、最善の対応を講じるとともに発生した事故の原因分析及び今後の対策について話し合う場を設け法人全体で共有するための仕組みづくり、再発防止対策と見直しが委員会の大きな役割となっています。
定例会議として毎月委員会を開催し、各部署から挙げられたヒヤリハット報告について検討しています。
また、発生した事故を分析し、原因究明や仮説検証を行ったうえで対策を講じます。講じた対策の実施状況とその評価を行い法人全体で共有し危険を未然に回避し、刻々と変化する利用者様の状況や社会情勢等に合わせマニュアルを見直し事故防止に努めることも活動の一部となっています。
高齢者施設で最も多いと言われる「転倒による骨折」事故、当法人においても転倒事故は一番多く発生しています。
事故が発生した場合、事故直前の対象者の動きや様子、職員の配置状況、対象者の日常ルーティーン、福祉用具の使用状況、周囲の入居者や生活環境など様々な観点から事実確認と検証を行い「防げる事故は未然に防ぐ」といった信念を持ち活動に取り組んでいます。
法人が運営する各事業所で発生したヒヤリハットや、事故発生状況の分析、対策、評価を共に行う事を通じ、この委員会に所属し他の委員たちと活動を行うことで多くの学びがあります。
その学びが、利用者様の安全確保に役立つのだと信じています。
コロナ禍で自粛していた外出行事ですが、令和6年度から本格的に再開することになりました。
その第一弾が、「あじさい散策」です!
久しぶりの外出行事とあって、やる気満々の職員たち!
荻窪公園に出かけ、色とりどりのアジサイを見学しました。
「歩くぞ~!」と日頃の機能訓練の成果を発揮される方や利用者様同士の会話に花を咲かせている方、外の空気を感じながらゆっくりと散策される方と様々でした。
利用者様だけでなく、職員も「やっと行けたね~」としみじみ。
外出行事は、普段歩き慣れた場所ではないところに行くため、転倒リスクがあり、事前の下見や緊急時に備えた物品の準備・・等々、エネルギーをたくさん使います。
しかし!!
利用者様から「来れて良かった」「来年も見たいね!」等のお言葉を頂いたり、満面の笑みを見せて下さると“計画して良かった~!”という気持ちになります。
そして何より、一緒に達成感を味わった職員同士の関係性も深まります!!
これからますます暑くなりますが、仲間で力を合わせてデイサービスをさらに盛り上げていきたいと思います♬