委員会紹介①(事故対策委員会)

今回は、鎌倉会で設置されている各委員会の一部ですが紹介致します。
現在、社会福祉法人鎌倉会の「特別養護老人ホームかまくら」「ショートステイかまくら」「デイサービスセンターかまくら」「ヘルパーステーションかまくら」の全ての職員が何かしらの委員会に所属し、法人全体で8委員会を運営しています。
今回は「事故対策委員会」の活動について紹介します。

◆事故対策委員会

令和6年度年間目標は
「介護事故防止の基本活動」~安全規則の順守及び危険発見活動~

 社会福祉法人鎌倉会が運営する「事故対策委員会」は法人内のサービス事業所すべてのご利用者様に係る事故を未然に防止し安全かつ質の高いケアを提供する体制保持を目標とし、万が一事故が発生した場合、最善の対応を講じるとともに発生した事故の原因分析及び今後の対策について話し合う場を設け法人全体で共有するための仕組みづくり、再発防止対策と見直しが委員会の大きな役割となっています。
 定例会議として毎月委員会を開催し、各部署から挙げられたヒヤリハット報告について検討しています。
また、発生した事故を分析し、原因究明や仮説検証を行ったうえで対策を講じます。講じた対策の実施状況とその評価を行い法人全体で共有し危険を未然に回避し、刻々と変化する利用者様の状況や社会情勢等に合わせマニュアルを見直し事故防止に努めることも活動の一部となっています。

 高齢者施設で最も多いと言われる「転倒による骨折」事故、当法人においても転倒事故は一番多く発生しています。
事故が発生した場合、事故直前の対象者の動きや様子、職員の配置状況、対象者の日常ルーティーン、福祉用具の使用状況、周囲の入居者や生活環境など様々な観点から事実確認と検証を行い「防げる事故は未然に防ぐ」といった信念を持ち活動に取り組んでいます。

 法人が運営する各事業所で発生したヒヤリハットや、事故発生状況の分析、対策、評価を共に行う事を通じ、この委員会に所属し他の委員たちと活動を行うことで多くの学びがあります。
 その学びが、利用者様の安全確保に役立つのだと信じています。

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