社会福祉法人鎌倉会で運営している委員会活動について、今回は「褥瘡予防委員会」についてご紹介いたします。
♦褥瘡予防委員会
R6年度年間目標は
「褥瘡が発生するメカニズムを理解し、予防と早期発見に努めよう」 この目標をもとに委員会活動を行っています。
まず、褥瘡とは・・・
皮膚の血流が滞ってしまう事で皮膚病変を指します。原因としては圧迫・摩擦・浮腫・栄養状態の低下など様々です。褥瘡の原因への対処が予防に当たり重要になります。
✨褥瘡予防委員会✨は原因の対処を早急に行えるように、各職種で連携を図りながら話し合い、対応を進めています。
褥瘡委員会では、全入居者を対象に褥瘡リスクを把握する為のブレーデンスケール褥瘡が出来てしまった方についてはDESING-Rを使用して評価を行っています。
「なぜ必要なのか!?」資料を作成し職員全体に周知したうえで実施しています。
また、8月には株式会社モルテン様に来所頂き研修会を開催しました。 耐圧測定器を使用して、実際にかかる圧を機械で見ながらの研修です。
実際にスタッフが体験をしながら、かかる圧を見ていきます。
参加した職員は皆、真剣な表情で聞いています✨
画像を見て圧のかかり方が可視化されることで、適切なポジショニング方法を知ることが出来ます。 除圧の為のクッションの当て方も指導頂き、実際に体験することで、苦痛を緩和する状況も理解が深まりました。
今後も学びを深め利用者様が安心して生活できるよう取り組んでいきたいと思います。