委員会活動の紹介③(褥瘡予防委員会)

今回は健康管理や医療面をサポートしている医務(看護職員)が中心となり行っている褥瘡予防委員会についてご紹介いたします。

◆褥瘡予防委員会

【令和7年度年間目標】

「適切なケア・治療を行えるよう利用者様に合った対応を探そう」

 年度初めに委員会活動の年間目標を決め、さらに具体的な活動内容を話し合いスタート致しました。
「褥瘡(じょくそう)」とは、体重で圧迫され血流が悪くなったり滞ることで、皮膚の一部が赤くなり、ただれたり、傷ができてしまうこと、一般的に「床ずれ」ともいわれています。
 鎌倉では「褥瘡ゼロ」を掲げ日々ケアを行っており、R7年8月末現在褥瘡の方は「ゼロ」です!

 寝たきりや低栄養状態になっている高齢者の場合、一度「褥瘡」やその予備軍となると改善することが難しい場合も多くあります。そのため委員会活動の一環としてかまくらでは「ブレーデンスケール」を使い入居者様の全身状態を基に年4回評価を行っています。これは、様々な項目について評価し点数が低い程褥瘡リスクは高くなります。  点数が低いからと言って必ずしも褥瘡ができるわけではありませんが、定期的に評価することで褥瘡リスクの高い人を把握し、前回よりも点数が下がっている場合など予防や対策を早めに行うことができます。

その他、エアーマットの管理を行っています。現在使用しているエアーマットは6種類、44機を使い分けベット上で過ごす時間の快適さや安心を提供しています。

 車いすや寝具、福祉用具などの点検は安全で快適に生活して頂くための大切な業務として捉え、中でも自身で寝返りが難しい方たちにとってエアマットのような体位変換や除圧機能のある機器を使用することは有効ですが、使用方法について全職員が把握し正しく使用することが重要です。                                   最新器具を導入するだけではなく、正しい使用方法と定期的な点検を行うなど委員会から発信し、利用者様の笑顔を思い浮かべ、安心、安全な環境づくりを目指しています!

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