「もしも」に備えて。第2回防災訓練を実施しました!

こんにちは!社会福祉法人鎌倉会 防火管理者の浅見です。 12月12日、当施設にて今年度第2回目となる防災訓練を実施いたしました。今回の訓練は、マニュアル通りにいかない「ブラインド方式」を取り入れ、より実践的な訓練を行いました。職員40名、特養入居者とデイ利用者約95名が参加し本番さながらの緊張感のある訓練でした。                               特養は「夜間」デイサービスは「日中」の火災発生を想定し、同時進行で実施しました。

【特別養護老人ホーム】夜間を想定した連携による訓練

特養では、夜勤帯に火災が発生した想定で訓練を開始。夜勤スタッフはインカムで連絡を取り合いながら、火災発生場所の特定を行い初期消火と避難誘導にあたりました。火災の状況から「初期消火が困難」と判断した時点で入居者の安全確保(避難誘導)へ切り替えるなど、命を守るための迅速な決断を行うことの訓練となりました。また、夜間4名での対応の中で通報することも重要な任務となります。業者立ち合いの基、同時進行で直接消防署とのやり取りを行うなど緊迫した訓練となりました。

【通報訓練・火災報知器の取扱い訓練】

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終了後、消防署から「署からの逆信に初めてとしては落ち着いて良くできていた」と評価をいただきました。避難訓練・消火訓練・通報訓練終了後、実際に消火器を使って消火訓練を行いました。前回課題となっていた「消火器の誤発射」について再度学ぶこととし、参加者全員が正しく操作をマスターすることができました。

【デイサービス】日中の迅速で安全な避難訓練

デイサービスでは営業中に火災が発生し、火災場所の特定、初期消火、避難誘導の訓練を行いました。火元から離れた安全な避難ルートを選択し、職員全員が共有し安全に避難を完了することができました。

今回見えてきた「次への課題」                                        訓練後の反省会では、現場から課題があがり共有することか出来ました。                    通報装置の騒音: 非常放送の騒音の中ではインカムが聞き取りにくいことが判明。「まずは一度事務所に集まり、対面で役割を割り振る」という確実な初動フローへの見直しを行います。

火災発生場所の特定: 図面だけに頼らず場所がわかるようエリア表示に工夫が必要!全職員が「どこで火災が起きてもすぐに駆けつけられる」工夫が必要。

最後に

訓練は「通報・避難・消火」の形をなぞるだけでなく、今回のような反省点を次に活かすことが重要です。 施設長からも「火災発生場所特定の迅速化」や「実地研修の強化」など、より踏み込んだ指導がありました。これからも、利用者様とご家族に安心してお過ごしいただけるよう、スタッフ一同、防災意識を高く持って取り組んでまいります!

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