7月17日 鎌倉会では「令和2年度第1回防災訓練」が行われ、職員、特養入居者様、デイサービス・ショート利用者様、総勢115名で臨んだ訓練でした。
夏の防災訓練では、日中に火災が起こった場合にどの様に入居者様・利用者様に避難していただくかを訓練します。
職員たちに事前の台本等は一切なく、出火場所も知らされず行う訓練。
「もしも、火災が起こったらどの様に行動したらいいのか」
今までの経験を活かしながら、正しく状況確認をおこない、職員間での伝達をしっかりしながら、迅速に避難することが求められます。
訓練には防火設備担当の業者の方や、消防署の方にも立ち会いいただきました。
今年は悪天候に加え、コロナウィルスの感染拡大防止のため避難規模など縮小して行いました。
「安全」を最優先し、出火場所から一番近いユニットを中心に、最低限の人数の方に避難していただきました。
その後の消防の方からの総評では、迅速な避難ができていたこと、初期消火を行えたこと等評価いただき、職員間の声掛けや通報時の注意事項などをお話しいただきました。
防災訓練の後は、消火機材の取り扱い研修を行いました。
近年、各地の老人福祉施設で「火災」だけではなく、大雨や台風などの「天災」による被害も多く見受けられています。
今回の防災訓練を通じ改めて、日々の備えの中で、防災物品だけでなく「防災の心構え」も日ごろからしっかりと備えておく必要があると感じました。